08 6月 2016

広胴機の冷却問題をTLDが解決

広胴機、特にAirbus A380、のキャビンをより効率的に涼しくすることは、暑い地域では大変難しい課題であるが、TLDはこの課題に対処すべく、サブフリージングユニットを開発してきました。SCU(サブクーリングユニット) として知られるクーリングユニットは、平均2度から5度(36F~41F)に冷やされた空気を 別のPCA(プレコンディショニングエア-)ユニットから供給を受け、更にマイナス9度からマイナス11度(12から16F)に冷やして航空機へと供給し、1時間以内にキャビンを快適な温度へと導きます。

チャレンジ

Airbus A380は全ての航空機の中でも、その広い室内空間と機内エンターテイメントシステム及び外気と接する面積の広大さなどから、クーリングシステムとしてはもっとも難しい課題をかかえています。また、冷却されたエアーがキャビンに到達する前に、4つのGAC(Ground Aircraft Connections)が1つのダクトへと収束されるが、キャビンに送ることの出来るエアー量が制限されるという問題もあります。そのため、2階建てのAirbus A380では極度の外気温のもとでは、2台のPCAと2台のTLD製SCUが必要となります。

最近までは、AirbusはA380のキャビンを冷やす手段としてサブフリージングエアーを送り込むことを禁止していたため、大型のPCAユニットをもってしても機体を早急に冷やすことがほぼ不可能でした。サブフリージングエアーは、PCAユニット内部に霜を作りだすこともあるため、航空機へ供給出来るエアー量が減り、ひいては冷却機能が低くなるといったテクニカル面での課題もあります。最悪な場合、適正なコントロールがされないと雪も発生する可能性があるため、通気口にひどい湿気がこもるかダクトが塞がれるため、最終的にはダクト自体が破損する恐れもあります。TLDのSCUは、これらの問題を独自のモイスチャーリムーバルプロセスで解決しています。

TLDのサブクーリングユニットの利点

TLD製のSCUは、あらゆるブランドのPCAに対応可能なので大変柔軟性のあるSCUです。また最速でキャビンを涼しくするため、サブフリージングエアを必要とするすべての航空機に使用できます。サブフリージングエアを作り出すために最も効率的な方法を使うことにより燃費の大幅削減という結果をもたらしています。デザインは、有名なTLD ”SREM” フィロソフィーに則り、シンプル(Simple) 、信頼性(Reliable) 、容易なメンテナンス(Easy Maintenance)すなわち、お客様に、よりシンプルなオペレーション、より高い信頼性並びに極めて簡易な保守性、さらには一層低いTCO (Total Cost of Ownership)を提供しております 。

TLDのサブフリージングクーリングユニットは、現実世界での問題に独特なソリューションを提供しています。

 



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