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革新的TaxiBot 今やリアルフライトで運用

欧州航空安全局(EASA)による承認に続き、ルフトハンザLEOS(ルフトハンザ・テクニックAGの子会社)は、同社の広範な支援と協力のもと、 IAIとTLDとで開発した革新的航空機トラクターTaxiBotの運用を開始しました。
広範囲にわたるテストののちTaxiBotはいまやフランクフルト空港でリアルフライトで運用されています。
2月19日に同空港で開催されたメディアイベントで、ルフトハンザのボーイング737機をタクシングするTaxiBotが現地及び国際ジャーナリストたちに披露されました。
「ルフトハンザグループは、持続可能なモビリティ社会においてグローバルスタンダードを確立しつつあります。TaxiBotのような技術革新により、我々は燃料を節約するだけでなく、空港での騒音や排出ガスの削減に重要な貢献を行っています」とルフトハンザ・ジャーマン・エアライン・ボードのケイ・クラッキー氏は発言をしています。ルフトハンザのフランクフルトハブでのTaxiBotの使用で年間2700トンもの燃料が節約されます。
「IAIは、パートナーのTLDと手を携え、エアバスやボーイングの支援を得ながら、TaxiBotの開発でルフトハンザLEOSとともに2007年以来協力をしてきました。」とIAIのEVPかつTaxiBotプログラムのステアリングコミティの座長であるイエホシュア・エルダー氏は言っています。「TaxiBotは世界で唯一認証され、運用されているタキシングソリューションです。我々は、コマーシャルアビエーションで、この革新的、環境にフレンドリーな大変革を創り出したことを誇りに思います。そしてTaxiBotの認証に素晴らしい支援をしてくれたルフトハンザに対し感謝申し上げます。TaxiBotファミリーは、B747やA380などのワイドボディ(WB)機をオペレートする WBモデルの試験運用にむけて拡大しています。我々は、ルフトハンザのB747でWBの認証テストを行い、この世界をリードするフラッグシップエアラインと長く実りのある協力関係を継続していくことを期待しています。」
従い、当日ルフトハンザLEOSとTaxiBotとで、WBの認証テストに関し、覚書が調印されました。このテストはB747-400を使用して行われます。
「TaxiBotの開発は空港で環境に優しい航空機グランドオペレーションでの一つのマイルストーンです。リアルフライトでの航空機トラクターの使用は、我々が、環境に優しいタクシングから『グリーン・エアクラフト・ハンドリング』と云う長期のゴールに向けて次の一歩を踏み出しているということを意味しています。」